世界で初めてGPSアートが描かれてから四半世紀が過ぎました。
黎明期の2000年代は、専用のGPSデバイスを用いて軌跡を描くことが主流で、開拓者たちは試行錯誤を重ねながら作品を制作していました。しかし、スマートフォンやSNSの普及、テクノロジーの進化に伴い、GPSアートは徐々に多くの方に認知され、趣味として楽しむ愛好者も増えていきました。
その中で、GPSアートはただの自己表現の手段にとどまらず、地域や文化、人と人をつなぐ新しい価値を生み出す可能性を秘めていると実感しました。この可能性をさらに広げ、次のフェイズに進むべく、2024年に「日本GPSアート協会」を設立しました。
本協会では、GPSアートを通じて地域振興や観光、健康促進、デジタル技術の活用など、多方面での価値創造に取り組みます。具体的には、調査研究、普及活動、コンテンツ開発を柱とし、全国の皆さまとともに新しいプロジェクトを展開していきます。
これからもGPSアートを通じて多くの可能性を探求し、社会に貢献してまいります。今後の活動にぜひご注目ください。